かなえ
私は別れと復縁を経験した彼と結婚しました。
別れの直後は悲しくて悲しくてどうやったら彼に会えるかばかり考えていました。
連絡したいけど、無視されるのが怖くてそれもできなくて・・・
連絡が来るかもしれないというかすかな期待を持って毎日頑張っていました。
別れの直後にしがちな失敗
別れと言うのは誰にとってもショッキングな出来事であり、感傷的になる人が多いものです。特に、女性は感情に支配されやすい生き物ですので、別れの直後は取り乱す人が多いでしょう。
そんな取り乱した状況でやってしまいがちな失敗をお伝えします。
1.すぐに連絡をする
一旦は別れを受け入れたはずなのに、その日の内や翌日などすぐに連絡をしてしまう人がとても多いのです。寂しさや後悔からそのような行動をとる気持ちは同じ女性として理解できますが、男性からするととても矛盾の多い行動で戸惑ってしまいます。
2.復縁を迫る
男性は女性ほど感情的な生き物ではありません。そのため別れに対し女性ほどの寂しさを感じてはいません。どちらかと言うと、別れる前の嫌な感情や喧嘩などマイナスなイメージの方が強く残っています。
そのタイミングで復縁を迫る事は賢い選択とは言えません。
3.持ち込んだアピールをする
学校や職場が同じ場合、明らかに持ち込んでいる態度を彼に見せつける人がいます。またSNSや友達伝いで落ち込んでいることが彼に伝わるようにしている人もいるでしょう。
それがわざとでもわざとではなくても、彼からすると「心配」と言うより、鬱陶しいと思われる可能性の方が大です。
4.責める、謝る
別れを後悔する気持ちや、なんとかしたいと言う気持ちから必死に謝る人がいます。しかし一旦別れを受け入れた以上過去のことを蒸し返すのはあまり良くありません。
それより最悪なのは、彼に気持ちを受け入れてもらえないことに腹を立て「あなただって〇〇したじゃない」「あなただって〇〇って言ったじゃない」と彼を責めることです。ただでさえ最悪な状況にいる2人が、この出来事によりさらに溝が深まることは間違いありません。
このように、別れの直後感情的な状態では失敗と言える行動をとってしまいがちです。もし、彼との復縁を望んでいるのであればまずは落ち着く事から始めましょう。
男性が復縁を考えるタイミング
落ち着くことができれば次はどうすれば良いのでしょうか。ただ待っていると言うのは辛すぎますよね。
では、男性はどうすれば「復縁したい」と思ってくれるのでしょうか。男性が復縁を意識するタイミングは女性とは少し違っています。
1.男性が寂しさを感じるのは女性より遅い
女性は感情的な生き物ですので「別れた」と言う状態に寂しさを感じます。
しかし、男性は理論的な考え方が強い生き物ですので、実際にあなたがいない生活を送って初めて寂しさを感じます。あなたと付き合っていた時だって、毎日会っていたわけではありませんよね。1週間に一回であったりタイミングが合わないと何週間も会わないこともあったのではないでしょうか。
一般的に男性が寂しさを感じるのは別れてから1ヵ月~3ヶ月後位と言われています。
2.具体的に何かがあった時
友達ともめたときや、仕事がうまくいかなかったときなど具体的に何か起こったときにふと人恋しくなります。
あなたと付き合っているときにあなたに支えられていたのなら復縁が脳裏をよぎります。
3.自由を満喫してから
これはあまり信じたくないかもしれませんが、別れた直後多少の寂しさはあってもそれより開放感に浸る男性は意外と多いものです。
あなたに文句を言われることなく友達と遊んだり、休みの日に好きなだけ寝たり、思う存分仕事に打ち込んだりと自由な生活を満喫している可能性があります。
この生活もある程度楽しめば、あなたがいない寂しさを感じ始めるかもしれません。そうすれば復縁を考えるきっかけになるでしょう。
このように、男性が復縁を考えるのには時間がかかるのが一般的です。2、3ヶ月は様子を見るためにも連絡をしないのが良いでしょう。
元彼からの連絡
「諦めた頃に来る」って本当?
男性が寂しさを感じたり復縁を考えるのには2、3ヶ月時間が必要だとお伝えしましたが、これはあなたと連絡を断っていた場合のことです。
別れてからの期間、あなたがまめに連絡していたとすればこれは当てはまりません。あなたの存在が完全に消えた生活を送ることでやっと寂しさを感じ始めるのです。
人によっては「たったの3ヶ月」と感じるかもしれませんが、今悲しくて寂しくて仕方がない人からすると、永遠のように感じる長さではないでしょうか。
3ヶ月も元彼に連絡をしないと言う事は、女性からすると「もう諦めた」に近い状態になります。
そのため一般的に「元彼からの連絡は諦めた頃に来る」と言われているのです。
諦めたから連絡が来るのではなく、あきらめなければ耐えられない位の期間連絡を断つと、やっと元彼も寂しさを感じ始めると言う事です。
冷却期間の過ごし方
この連絡を取らない期間のことを一般的に「冷却期間」と呼んでいます。
復縁を望むのなら、男性にとっては絶対とも言えるほど大切な時間です。しかし、今すぐにでも彼に会いたいあなたからするととても辛い期間です。
この期間をどうやって過ごすかが復縁のカギを握っていると言っても過言ではありません。
冷却期間が辛くならず、復縁の可能性を高めるお勧めの過ごし方をご紹介します。
1.自分の気持ちを認める
この冷却期間に、彼に連絡ができない辛さから「彼を好きでいてはいけない」「彼の事は忘れなければ」と自分の気持ちに蓋をする女性がたくさんいます。
しかし、自分の気持ちを否定する事は、より元彼への執着を高めることにつながります。
あなたがすべき事は彼への連絡を絶つことであり、彼への気持ちを否定することではありません。
「彼のことが好きだ」「復縁したい」と言う気持ちを認めるだけでも心はずいぶん軽くなります。
2.考えの軸を自分に置く
復縁を望む女性は、つい元彼を中心に物事を考えてしまいがちです。
- 元彼は元気だろうか
- 元彼は何をしているのだろうか
- 元彼はもう自分のことが好きじゃなくなってしまったのだろうか
- 元彼に新しい彼女ができていないだろうか
このように元彼のことばかり考えても復縁にはつながりません。どうにもならないことを考えて、より元彼への執着が増してしまうだけです。これは辛さの原因ともなります。
しかし、「考えるのをやめろ」と言われて止められるのなら苦労はしません。そこでオススメなのが「考えの軸を自分に置く」ことです。
例えば、こんな風に考えてみるのです。
- 私が望んでいるのはどんな未来か
- 彼と復縁できたら何がしたいか
- 私の良いところはどんなところか
- 私の悪いところはどんなところか
- 私が今するべき事は何なのか
慣れれば自然と自分を軸にして物事を考えられるようになります。慣れるまでの間は意識的に気持ちをノートに書き出すようにするのがお勧めです。
3.周りの人に感謝する
自分が弱っている時にそばにいて励ましてくれる人は、本当にあなたのことを思ってくれている人です。今までは気づかなかったあなたを支えてくれる存在がいるのではないでしょうか。
家族であったり友達であったり同僚であったり、周りの人に改めて感謝する良い機会です。
4.自分のことを知る
彼を失ったことで、よくも悪くも「自分が持っているもの」「持っていないもの」に気づけたはずです。
彼と別れてから休みの日に何をしていいかわからない人は、きっと自分の趣味など打ち込めるものがない人です。
外食したい時一緒に行く人がいない人は、きっと友達を大切にしてこなかった人です。
彼がいると見えなくなっていたものが彼を失ったことで見えるようになっているはずです。純粋に自分が持っているものと思っていないものに目を向けて足りないものを補えるような生活をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
「元彼からの連絡は諦めた頃に来る」というのはある意味本当です。しかし、諦めたから連絡がくるのではなく「諦めたくなるほど連絡を断てば」彼から連絡が来るという意味です。
復縁は簡単なことではありません。長期戦を覚悟する必要があります。
勢いに任せて復縁するカップルもいますが、別れた原因が解決できてなかったり、自らが成長していないのに復縁してもまた同じことの繰り返しになります。
別れや復縁は一概に悪い出来事ではありません。
お互いを理解し成長させることが出来る貴重な出来事でもあります。質の悪い復縁は不幸のはじまりですが、復縁までの過程を大切に過ごすことができれば、別れる前よりいい関係になれるカップルはたくさんいます。
諦めずに頑張ってくださいね。